乳児のてんかんはラメズと食事療法で対策する

ラメズは主な成分がラモトリギンで、様々なタイプのてんかんに有効な薬です。
ラミクタールのジェネリック医薬品なので、比較的安価で購入できます。
ラメズには脳神経の興奮を抑制する効果があり、脳の一部から興奮が始まる部分発作、脳全体で始まる全体発作のどちらにも対応できます。
ラメズは口腔内崩壊錠という唾液程度の少しの水ですぐに溶ける薬なので、誰でも簡単に服用できます。
乳児も遺伝による良性新生児家族性けいれんや、生後5日あたりの良性新生児けいれん、生後1~2歳で現れる乳児良性ミクオロニーてんかんなどがあります。
これらのてんかんにはラメズを使うことがありますが、薬の効果が薄い場合は食事療法も有効です。乳児のあらゆる発作型に効く可能性あり、最も代表的な食事療法はケトン食療法です。
日本ではあまり普及していませんが、欧米や韓国では難治性てんかんの治療法の一つとして実践する人が多いです。
ケトン食療法では、糖分や炭水化物を減らして脂肪を増やした食事に変えます。脂肪が分解されてケトン体が体内で作られることが目的です。
砂糖は人工甘味料を代用し、お米やパン、麺類はなるべく食べません。
卵や肉類、魚を中心とした食事に食用の油を加えます。医師から処方されるケトンフォーミュラは様々な料理に使えます。
1日の摂取カロリーや水分を7~8割に制限したり、タンパク質は通常のままで炭水化物を10~15gにする修正アトキンス食も一定の効果が報告されています。
これらの食事療法は最低でも1ヶ月は続けます。副作用がひどくならない程度に調整しながら2年間継続するのが一般的です。ケトン食療法の副作用では、元気がなくなったり嘔吐したりします。